何となくレビューをしてみる。『低価格帯カナル型イヤホン・JA40編』
皆様、おはこんばんにちは。Mojattoでございます。
この記事では、唐突ではありますがとある製品のレビューをさせていただきたいと思います。
この記事が、少しでも紹介する商品の購入を検討する上での参考材料になれればと思います。
今回紹介させて頂くものは、現在オーディオ機器を専門に取り扱われているブランド会社・Jayfi社様のカナル型イヤホン「JA40」です。Amazonで現在発売中、価格は本記事投稿時点で¥2,890の低価格帯イヤホンです。
本製品を取り扱っているJayfi社様から貴重な機会をいただきました。ご厚意に感謝いたします。
それでは、JA40の方を見ていこうと思います。
上の画像は、JA40の外箱・化粧箱です。白ベースでシンプルかつ高級感の漂うデザインです。箱の底面から引き出すように中箱が取り出せるようになっていました。
自分が思っていたよりも作りがしっかりしており、正直驚きました。
中箱を取り出すと・・・
JA40本体の登場です。「かじった禁断の果実のようなマーク」の某メーカーさんの製品を彷彿とさせm,いえ、なんでもありません。
JA40の画像だけでも高級感が感じられる本製品ではありますが、実物を見てみると更にそう感じます。イヤホン本体部・ハウジングが樹脂ではなく「アルミニウム合金」で構成されている点も、そう感じられる要因だと思います。
本体は後のお楽しみということで、先に付属品の紹介を簡単ではありますがさせていただきます。
○シリコン(?)タイプのイヤーピース・大サイズ:1ペア(本体装着済みだったかと)
○シリコン(?)タイプのイヤーピース・中サイズ:1ペア
○シリコン(?)タイプのイヤーピース・小サイズ:1ペア
○ウレタン(?)タイプのイヤーピース・大サイズ相当:1ペア
○ケーブルクリップ:1個
○専用イヤホンケース(袋タイプ):1個
○取扱説明書(英語・日本語):1冊
このように、低価格帯のイヤホンにしては非常に珍しく、いろんな「あったらいいな」と思えるようなものを付属品としてつけてくださっています。
個人的に驚いたのが、ウレタンタイプのイヤーピースが付属されていたことです。
私はJA40を提供いただく前から、SHURE様のカナル型イヤホン「SE215SPE」(記事投稿時点でAmazonにて¥12,800)を持っていて、これにもウレタンタイプのイヤーピースが3サイズ分付属しています。1万円代のイヤホンに付属されているものが、低価格帯のイヤホンに付属していることにとても驚きました(私がいろんなイヤホンに触れていないだけかもしれませんが・・・)。
ウレタンタイプのイヤーピースは装着する人の耳の穴の形状にフィットするので、シリコンタイプのイヤーピースよりもつけ心地がよく、何より遮音性が高いように感じます。ただ一つ気になったのが、付属しているウレタンタイプのイヤーピースは、「大サイズ」相当のものが1ペア付属しているだけなので、人によっては試すことができない場合があるかなと思います。
袋タイプの、専用のイヤホンケースは画像のような見た目です。おしゃれですね~。
肌触りもよく、とても気に入っています。
では、本体の方へ。
イヤホン本体部・ハウジングはアルミニウム合金で構成されています。樹脂製のものよりもズッシリとしています。高級感あふれるデザインです。
最初から最後まで、かっこいいです・・・(適当な感じですみません・・・)
次に、JA40の仕様・特性についてです。
○仕様(取扱説明書・製品紹介ページより)
音域(周波数帯):20~20000[Hz]
インピーダンス:18[Ω]
感度:118±3[dB]
ドライバーユニット:9[mm]
プラグ直径:3.5[mm]
ケーブル長さ:1.2[m]
音域を見ていただければわかるかと思いますが、巷で言う「ハイレゾ音源対応イヤホン」ではないようです。製品紹介ページでは、重低音がよく響くとのこと。
ケーブル部にはマイクとコントローラー(1スイッチ)があり、スマートフォン等での音声通話にも使用できます。
最後に実際に使ってみた感想を、簡単ながら述べさせていただきます。
尚。使用環境は以下のとおりです。
①家のメインPC(自作PC)
RAM:16GB
マザーボード:MSI GAMING M7(RealtekALC1150)
プレイヤー:foobar2000(WASAPI排他モードにて視聴)
仕様音源:moraで購入したハイレゾ音源(FLAC)・CD音源をFLAC形式に変換したもの
②Xperia Z3(D6603)・DSEE EX有効
仕様音源:moraで購入したハイレゾ音源(FLAC)・CD音源をFLAC形式に変換したもの
JA40が無事に我が家に届き、開封後すぐに上記環境下で視聴してみたのですが、正直なところ、耳を疑う程に音がこもっていました。これは変だと思い、説明書を読んでみたのですが・・・
説明書の冒頭部分に、このような項目が。
「エージングのご案内」
驚きしかなかったです。エージングとは、ある一定量の音量で一定時間イヤホンを稼働させることで、イヤホンの振動膜を十分に振動させ、音を発する部分・ドライバー部をならすことで、イヤホンの持つ性能を引き出す行為のことを言いますが、これについてはオーディオに詳しい人から聞いたりネットで関連記事を読んだりでしか知ることのできなかった事柄だったと思います。この説明がメーカー側からなされるとは。一般の製品ではまずないのではないかと(私が知らないだけだとは思いますが・・・)。
本製品に関しては、50時間のエージングが推奨されています。当方ではこの記事を書かせていただくまでにその5分の1ほどしかエージングを行えませんでしたが、これだけでも大分違いが生まれます。開封初期よりはかなり聞き心地が良くなりました。
音の傾向としてはJayfi社様が公式に謳われている通り、低音重視という感じでした。個人的にはいい具合に低音が響いているように思います。EDM系統の音源をよく聞く方におすすめできるのではないかと。
全体的に音が乾いているような感じがしたりしましたが、まだ推奨されているエージング時間の5分の1しかできていないので、ここからまた、より聞き心地が良くなっていくのではないかと思っています。
非常に簡易的なレビューとなってしまいましたが、価格以上のクオリティの製品であることは間違いないと私は思います。オーディオ機器に興味を持ち始めた方、最初のイヤホンとしていかがでしょうか。
私も今後使用してみて、また新たに発見した点等があれば記事にしたいと思います。
それでは、また機会があれば次回・・・